毎年続けている梅干し作り。
手作り礼賛ってわけじゃないんだけど、マルドン太郎の好みの梅干しは市販されていないんだ・・・・!!!
だから毎年作ってる。
ちなみにマルドン太郎の好みの梅干しとは。
- 皮が薄い(口に入れたときにプツッと弾けるかんじ)
- 果肉がたっぷり(箸でつかんだ時にふかふかな感じ)
- 酸味がまろやか(食べた時に口が*ってならないタイプ)
- 梅の香りがちゃんとする(赤ジソを使わない白梅干し)
・・だよ。
マニアックなのは分かっているが好きだから仕方がない。
で、2016年の記録をまとめてみた。
誰の役に立つかも分からないけれど、自分のための記録だからよいのだ。
ちなみに2017年も写真を残してあったから、そっちも今度まとめるよ。
>>>以下、記録
数年ぶりのことで、記憶を探りながらの仕込み作業。
結果は大成功で、フルーティーでふっくらとした白梅干しができた。
通販で大きくて果肉が厚い梅を入手できたことが成功のカギだったような。
「申年の梅は縁起がいい」というので、少しずつ大切に食べるつもり。
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*2016.06.14 梅を塩漬けする
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通販で購入した梅。でっか〜!
完熟梅(黄梅)3kg、青梅1kg。
直径3cmはありそうな立派な梅が届いた。
桃のようにまったりと甘い香りがしてこのままかじりたくなる。
完熟梅は梅干し用、青梅は梅酒用と考えていた。
しかし届いたもののうち熟した黄梅は2kg分ほどだった。
(マルドン太郎が青梅と同梱をお願いしたからこの状態がギリギリだったのだと思う)
そこで、完熟梅2kg分で梅干しを作ることにした。
ちなみに、残りの完熟梅1kgと青梅1kgは梅酒にした。
完熟梅はよく洗い、ヘタを楊枝で取り除く。
それから、小皿に盛った塩にへたの部分をぐりぐりと押し付けてへこみに塩を埋め込む。
塩を埋め込んだそばから、消毒しておいたガラス瓶に詰める。
最後に、梅の18%量の塩をドサーっと入れて完了。
梅2kgなので、360g。
塩分量は14%〜18%の間で悩んだ。
今回は重しをせずに作ってみたくて、空気に触れる期間が長いとカビやすいのかも…?との考えから18%にしておいた。
梅酢が上がるまでは冷暗所で保管する。
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*2016.06.15 梅酢が上がり始める
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ひと晩で、このくらい梅酢が出てきました。
香りはまだまだ甘い。ツンとした酸っぱいにおいはしない。
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*2016.06.28 梅酢が上がりきる
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塩漬けから2週間で、梅酢が完全に上がった。
青い部分が残っていた梅の色もうっすら茶色に変わり、香りからも酸味を強く感じるように。
梅がひたひたになるまで酢が上がったら、カビが発生する心配もなくなる。
重しをせずに冷暗所に置いただけだったがうまくいった。
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*2016.08.09 土用干し(?)をする
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梅雨が明けたら三日三晩天日に干す「土用干し」。
働いている身としてはそんな時間の余裕はないので晴れた休日に瓶ごとベランダで天日に当てた。
梅をザルに広げて干す本当の「土用干し」とは違って、梅酢がなくなり、梅の表面がカラカラになることはない。
だから私が作っているものは梅干しというより梅漬けかも?
なんとなく梅酢が減って梅の色が濃くなったように感じたら、なんちゃって土用干しは完了と判断。
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*2017.07.19 たぶん完成
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土用干しを終えてから冷暗所で瓶ごと寝かせること1年ちょっと。
時々味見をしていたが、仕込んで1年をすぎた頃から塩味がまろやかになった気がする。
今、たぶん、完成。
彩り屋の梅は果肉が多い!
だから料理に使いやすい。
種ばかり大きくて果肉が薄い梅干しだと何個も必要だから下ごしらえが面倒なのだ。
種を取り出して果肉を包丁で叩き、少しの米飴としょうゆで味を調えたら和え衣。
イワシの梅煮、梅の炊き込みご飯、炒め物にも大活躍。
梅酢は揚げ浸しのだしにちょっと加えると味が締まる。
毎年5月頃から予約販売が始まるよ!
みんなの手作り記録読ませてもらってます!